pH中和処理装置
定期メンテナンスガイド

初期性能をいつまでも長く維持して欲しい。
そんな思いで【pH中和処理装置】に必要なメンテナンス項目をわかりやすくまとめました。
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メンテナンス不足でよくある3つのトラブル
"pH電極”の計測が狂い正確に中和できない
pH電極のメンテナンスを怠ると、電極で計測しているpH値にズレが生じます。
中和剤の注入も電極で制御している事がほとんどですので、中和剤の浪費に繋がります。
最悪の場合、環境基準に沿っての中和がされずに放流されていた、という事もあり得ます。
”ポンプ”の消耗で中和ができない
中和処理装置にはたくさんのポンプが使用されています。
ポンプのメンテナンスを怠ると、最悪中和装置の稼働が出来なくなる恐れもあります。
中和装置の停止により排水を流せなくなり、生産を停止せざるを得ない、という事も考えられます。
”原水変動”による異常発見ができない
通常、中和装置は分析した原水水質や想定される原水水質に合わせた設計を行い納入されます。
ところが、生産ラインの変更や改造などにより、排水の水質が変わり、中和装置への耐久性に負荷をかけたり、最悪は中和が出来ていない状況になっている事があります。
メンテナンス項目・周期 早見表






※上記は弊社が設計・施工した際の中和装置に関して記載しております。弊社製ではない場合は製作メーカーへお問い合わせください。
また、弊社製においても現場毎により項目の追加・修正を行う事があります。予めご了承下さい。