中和剤を打ち込む薬液注入ポンプはダイヤフラム式を採用しているため、ダイヤフラム及び弁・弁座・パッキン
注入ホースの定期的な交換が必要です。
ここではNSD型のダイヤフラム交換を解説します。(ボール・弁座に関しては分解清掃編をご参照ください)
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作業をする前に、
・ゴム手袋
・保護メガネ
を必ずするようにしてください。
まず吸い込み・吐出側ホースを外します。
六角レンチでポンプヘッド固定ボルトを外します。
この時に中和剤の残液が漏出することがありますのでバケツ等で受けれるようにしてください。
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ダイヤルをゼロにしてダイヤフラムを押し出してください。
その後、ダイヤフラムを反時計方向へ回し取り外してください。
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新品のダイヤフラムを時計方向にねじ込み取りつけます。
ダイヤルを10にし、ポンプヘッドを取り付けて下さい。
ヘッドの取付が終わったら必ずダイヤルを既定の目盛りに戻すようにしてください。
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動画でもわかりやすく解説しています。
※上記は弊社が設計・施工した際の中和装置に関して記載しております。弊社製ではない場合は製作メーカーへお問い合わせください。
また、弊社製においても現場毎により項目の追加・修正を行う事があります。予めご了承下さい。