▶両側制御がおススメです。
自動pH中和装置の選定の際には、原水のpH値がいくつなのかが大きな項目になります。
しかし、排水の種類によっては原水pHが一定でない場合があります。
原水が酸性だったり、アルカリ性だったりする場合には、中和装置は「両側制御」を選びます。
▶もしも片側制御で原水pHが変わった時は・・・
アルカリ側、もしくは酸側で制御をかけるシステムに対し、原水pHが今までとは逆のpH値で流入してきた場合は、そもそも中和剤が無いため、中和されずに放流されることになります。
万が一に備え、基準外処理水が放流される前に警報が鳴るなどのシステム構築がおススメです。