排水処理設備で水質を管理する際に大事なのはpH値です。

pH(ペーハー、ピーエイチ)とは酸性・アルカリ性の度合いを示す指標で、1~14の数値で表します。

中性が7、6以下は酸性、8以上はアルカリ性となります。

pHは水道水やプール、遊泳場、河川放流などの基準として用いられています。

排水のpH基準

環境省の一般排水基準によると、

海域以外の公共用水域では5.8~8.6

海域では5.0~9.0と定められています。

また、下水管に排水する場合でも、下水道設備の損傷や浄化処理の妨害の原因となるため、pH値は5~9(製造業・ガス供給業は5.8~8.6)という水質基準があります。

排水基準は、水中生物の生存や農作物の栽培を考慮して定められています。

工場排水は、酸性またはアルカリ性に偏っていることが多いため、pHを調整して中性の水にしなければなりません。

そのため、排水規制値を超過している場合は、中和処理装置などを使用して排水の水質基準をクリアする必要があります。

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pH調整の方法

pHを調整する方法にはさまざまなものがありますが、一般的な方法は投薬による科学的な調整です。

調整の方法はシンプルで、

pHを下げたい場合はpHの低い薬品を投入・注入し、pHを上げたい場合はpHの高い薬品を投入・注入します。

また、pHセンサーやコントローラーによる自動制御も可能で、必要に応じて自動で薬液を調整、適切なpH値を維持することができます。

pH調整の方法について詳しくはコチラ >>> Click

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